画像は、やや鮮やかモードで撮ってます。
(紅葉の六厩川)
10月22日 六厩川 曇り
久々に更新します。
まあ、掲示板をご覧の方々はご存知でしょうが、禁漁後は、私、自転車こいでばかりいます。かと言って、体力は皆無だから、写真撮りながらのお気楽な自転車。
21日にも、局長さんとトムさんとで尾上林道を自転車で走った。幸い、クマには会えませんでした。

そんな訳で、2日続きの自転車ともいかず(体力が無い)、本日はカメラ持って庄川へ行ってきました。
まず庄川源流。
ここは紅葉が綺麗です。川ではあちこちに痩せたアマゴを確認。「う〜ん、産卵は終わったんだー」。でも写真を写す風景はなかった。

そこで六厩川に行く。
国道から林道に入ってしばらく行ったところで、クマ棚を発見。パチパチする。
それから女滝に車を止めて、モミジを愛でながらビールをすする。曇ってるから、ちょっと小寒い。ビールを飲んだからには2時間は車には乗れんので、カメラを持ってその辺をうろつく。

このあたりの紅葉は、そこそこ綺麗。でも、あと数日先のほうがいいと思う。それに、曇りの日より、日が当たってたほうがずっと色鮮やかなはず。
女滝近辺の舗装道を歩いてみると、あちこちにクマ棚が確認できた(左写真)。写真の真ん中にある木のテッペンの、グチャグチャっとしたのがクマ棚です。その木の幹には、しっかりとクマの爪あとがある。私はこのあたりをよく釣るんですが、あらためてクマの隣で釣りをしとるのだと実感した次第。
クマ棚があるのは、すべてミズナラの木(もしかしたらコナラ?)。近くには栗の木もあったけど、それにはクマ棚はなかった。ミズナラのドングリを拾って喰ってみたけど、生の栗とたいして変わらん味です。まあ、ちょっと渋いけど茹でたらきっと美味しいと思う。多分クマも、栗のあの渋皮むくのがめんどうなんでしょう。それにドングリには、渋皮がないし・・。

その後また、林道を歩いてたら、大きなウンコを発見(右写真)。「これはクマのウンコか?」と、半信半疑で写真を撮って、しばし観察。
表面は真っ黒(多分、脱糞後、ある程度の時間がたっとるから)。小枝で突っついて中を確認すると、その中身は黄土色で、ややジューシー。小枝についたウンコを鼻に近づけてクンクンするも無臭でした。
(帰宅後、「クマのフン」でネット検索。その多くが「クマのフンを見たら気をつけて下さい」というだけでその写真が無い。これじゃあ気をつけようが無いぞ。そしてようやく「ミズナラのドングリを喰ったクマのフン」写真を発見。色も形もよく似てるし、無臭らしい。私の撮った写真も、やはりクマのウンコだと確信する)

それから未舗装の林道を歩いた。やっぱりクマ棚はあって、その幹には爪あとがある。
向こうの草むらでガサゴソ音がしたような気がした。なんか恐いので、クマスプレーを握り締めて、そこで引き返しました。

近頃あちこちでクマの被害が報告されておりますが、この近辺ではそんな報告はない。
六厩は、まだまだ自然が豊かなんだと思う。

作業に慣れたとはいえ、プレーンを握る右手は攣ってきます。
(バンブー作り開始)
12月10日 雑記
久々の更新となります。
近頃は山も色あせてしまったし、クマ棚探しも飽きたし、管理釣り場はお金かかるし、そもそも週末は天気がよろしくないから、なんかけだるい日々を送っております。まあ、ヒマつぶしに竹竿作りに入りました。
今回は、7’00”#3と、9月に折った7’6”#4のティップを作ります。
えー、私の竿竹作りは、これで30本目となりまして、自分で言うのもなんですが、随分と要領が良くなってきました。最初の頃は、曲がり直しでボキボキと竹を折っておりましたが、今では折れる寸前で手が止められる。竹を削るのも、以前のイビツな三角形ではなく、ほぼ正三角形に削られる。作業時間も、ずいぶん早くなった。
ただ残念な事は、最初に火入れ道具を買わなかった事です。まさかここまで竿作りにのめり込むとは思わなかったから、そんなもんは必要ないと思ってた。私は未だに、火入れは電熱器の上でコロコロとやっております。
これから竿作りを始める方へ:竹竿作りで一番重要なのは火入れにあります。多少高くっても、火入れ道具はいいのを買いましょう。竹竿作りはどんどんのめり込んでしまうのが通常だから、その方がお徳です。もし途中で飽きてしまったら、私に格安でお譲り下さいマセ。

もう一つ雑記。
判らないとは思うけど、ジムニーの上にはクマ棚が写ってます。今週の初め、車を買い換えました。ジムニーの「ワイルドウインド」。右の写真のヤツです。
「えっ?前の車じゃないの?」とおっしゃる方。よーく見て下さい。色が緑から黒に変わっとります。ナンバープレートも白から黄色になってます。
ただ、クモの巣は一緒ですが・・・。
こいつは走ります。あっという間にスピード出ます。以前の1300ジムニーの時は、軽トラに追い越されてショック受けたことがありますが、こいつではそんな心配はない。
あと、トランスミッションは5MT。
「いまさらミッションかよ〜」とか「お若いね〜」とか言われましたが、左手でカチャカチャやるのは楽しいもんです。しかも燃費はいいし、10万くらいお安い。
困ったのは、十数年ぶりのミッション車のためか、最初何回もエンストした。信号待ちでは緊張します。そこで今日、坂道発進の練習しました。
それくらいか・・・・。

12月18日 雑記
先日、新ジムニーを購入して、その慣らし運転に山なんぞへ出かけるも、車から降りると寒くって、またすぐに車に舞い戻る。
近頃の私は、引き篭もり気味です。そしてネットサーフィンにはまる。

まず、川と谷の境目はどこか?
これは結果的には不明。牛道川は、私にとっては谷であるし、猪洞川も谷である。本流の支流が川であるなら、その支流が谷であってもいいはずなんだが、長良川の支流の吉田川の支流も、寒水川であったり気良川であったりする。九頭竜川の支流は、そのまま林谷であったり、田茂谷であったりもする。よーわからん。
ある人が、私と同じ疑問を持ってネット検索した所、やっぱり判らなかったらしい。そこでその人は、国土地理院に尋ねたらしい。そしたら、やはり判らんかったそうだ。よーするに「慣例的」なものらしい。だから、川と谷の境目はない。

上の事を検索してるうち、新たな発見をした。
それは、谷と沢の違い。
そもそも私の感覚では、川の上流やら支流が谷であり、その谷に流れ込む小さな流れが沢。船長もそんな感覚だったらしい。多分、西日本に住んでる多くの釣り人は、そんな感覚だと思う。でもこれは大きな間違い。
おおざっぱに言うと、西日本の渓流が谷。東日本の渓流が沢なんだそうです。その境目は、北日本アルプス。それは、地図を見るとあきらか。北日本アルプスの西は谷が多くて、その東は沢が多い。(多少の例外もある)
ではなぜ、そうなったか?一説によると、それは縄文文化と弥生文化のせめぎあいの結果らしい。縄文人は渓谷を沢と呼び、弥生人は谷と呼んでたらしい。で、本来日本に住み着いてた縄文人は、主に東日本に住んでて、新たに西から入ってきた弥生人は西日本に住み着いた。そして弥生人が勢力を東に伸ばしたものの、北日本アルプスに阻まれた。その結果が、現在の谷と沢の名称の違い。
http://www.t-map.co.jp/cafe-3.htm
興味のある方は、上記のHPをがご覧されたし。正否はともかくとして、面白い。

もう一つの、ネットサーフィン結果。
川虫の名称は主に、その色・形・生態なんかに由来するものが多いが、ごく一部のカワゲラ(キンパク)については、明治の軍人さんの名前が付いたものがある。以下、列記。
オオヤマカワゲラ=大山巌(満州軍総司令官)
トウゴウカワゲラ=東郷平八郎(海軍大将)
ノギカワゲラ=乃木希典(陸軍大将)
カミムラカワゲラ=上村彦乃丞(海軍大将)
これらはフィンランド人のKlaparek氏が名づけたらしい。
その当時は、日露戦争において大国ロシアを破った?小国の日本の軍人さん達が、たいそうな人気があったらしい。それにちなんで、その名前がついたんだそうな。
もっとも、それらは私がネット検索したのをつなぎ合わせた結果なんで、正確なところはどうかは知らない。が、当たらずとも遠からずだとは思う。

まあ、ネットサーフィンも、そこそこ面白い。

(12月30日 九頭竜にて)
1月1日 謹賀新年
皆様、明けましておめでとうございます。

今年のお正月は、3日ばかり前に降った雪が多少残ってるものの、白鳥の現在の積雪は10cm程度。穏やかなお正月でありがたいです。

右の写真は、30日に写真を撮りに行った時の九頭竜。
ここの積雪は50cm位あって、カンジキ履いてもズブズブ沈んで歩きにくかった。

本年も、相も変わらぬお付き合いの程、どうぞよろしくお願い申し上げます。